マンションにEV充電設備を設置する際に活用できる補助金を紹介。大阪市など自治体ごとの制度内容と申請の流れを解説します。
世界の電気自動車(EV)の普及率
2024年時点で世界の新車販売に占めるEV(バッテリーEVとプラグインハイブリッド車の合計)の比率は約22%です。
ノルウェー 92%
スウェーデン 58%
中国 48%
イギリス 28%
アメリカ 10%
韓国 9.2%
日本 2.8%
近年、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の普及が急速に進んでおり、分譲マンションにおいてもEV充電設備のニーズが高まっています。
また、国や自治体によるEV充電設備導入に対する補助金制度が整備されてきており、マンション共用部へのEV充電設備導入に際しても補助金の活用が可能になっています。
・国の補助金(経産省・環境省系)
設備費・工事費の最大1/2〜2/3程度を補助
充電スタンド1基あたりの補助上限:数十万円~100万円前後
国のEV充電設備補助金は、「充電インフラ補助金」(正式名称:「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」)と呼ばれています。
2025年度の概要は以下の通りです。
・補助対象は、法人、地方公共団体、個人(共同住宅のオーナーや居住者なども含
む)、マンション管理組合など充電設備設置の土地使用権を持つ方。
・対象施設は商業施設、公共施設、集合住宅、月極駐車場など幅広い。
・普通充電器の購入費は50%を補助。工事費は100%補助される(上限あり)。
・急速充電器の購入費も50%~100%補助(設置場所により異なる)、
工事費は100%補助。
・2025年度の補助予算は約296億円が確保されている。
・補助金は、「申請・交付決定後」に設置工事を行う必要がある。
・一般家庭(一戸建て)は充電設備補助の対象外。
・自治体独自の補助
地方自治体によっては上乗せ補助もあり、実質負担が大幅軽減されるケースもあります。これまで、東京都で先行して実施されていましたが、2025年度より大阪市でも補助が開始されました。
大阪市「電気自動車(EV)用充電設備設置費補助金」制度
大阪市では、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)普及促進のため、主に 集合住宅を対象とした国の補助にプラスする手厚い内容の「電気自動車用充電設備設置費補助金」制度が始まりました。
主なポイント
・対象: 大阪市内の集合住宅の管理組合・所有者など
・内容: EV・PHV用充電設備(普通充電器、コンセント等)の設置費用に対し、
国の補助(設備費の2分の1、工事費全額[上限あり])+大阪市独自の
追加補助
・大阪市独自分: 国補助金の決定額と同額を補助(設備費は2分の1、工事費は
国補助上限超過分で「1口あたり20万円まで」など上限等詳細
規定あり。総額上限100万円/件)
・手続き: 必ず申請・交付決定後に工事着手(着手前の工事は対象外)
・申請:2025年7月28日より申請
問い合わせ・申請窓口
大阪市環境局環境施策部環境施策課
電話: 06-6630-3482
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