認定制度における「修繕積立金の平均額が著しく低額でない」とは?

 マンション管理計画認定制度における「修繕積立金の平均額」とは、長期修繕計画全体に基づいて算定された、専有面積あたりの月額修繕積立金の平均額のことです。

 この平均額が、国土交通省の定める「マンションの修繕積立金に関するガイドラインに記載されている下限値(目安の幅の下限)を上回っていることが、管理計画認定を受けるための基準の一つとなっています。


具体的には、以下の通りです。

算定期間: 長期修繕計画全体(通常30年以上)が対象です。

算出方法: 長期修繕計画期間全体で集める修繕積立金の総額などを基に、専有面積あたりの月額単価として算出されます。

認定基準: この算定された平均額が、マンションの規模(地上階数や建築延床面積)に応じて定められた下限値(円/㎡・月)を上回っている必要があります。

機械式駐車場がある場合は、その修繕費も考慮した別の金額が目安として加算されます。


 つまり、管理計画認定制度では、単に現在の積立金額だけでなく、長期的な計画に基づいて将来にわたって必要な修繕費が確保できる水準にあるかを、この平均額(下限値)を基準にして評価していることになります。

▲計画期間全体における修繕積立金の平均額




(参考)

1戸あたりの修繕積立金(月額)平均額(全国平均)

         

 住宅タイプ 平均額    (月額/1戸)

全体平均          約11,968円

専有面積30㎡未満       約7,518円

専有面積30~50㎡未満     約9,447円

専有面積50~70㎡未満   約11,916円

専有面積70㎡以上       約14,268円


           2021年マンション総合調査より



マンション管理支援21世紀研究会

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