大阪府で進むマンション管理計画認定制度は、資産価値や管理水準を左右する重要な指標として注目されています。
本サイトでは、最新の認定データをもとに、大阪府内の認定マンション数や自治体別の傾向、認定が進むエリアと伸び悩むエリアの違いをわかりやすく解説します。
これから認定取得を目指す管理組合に向けて、認定のポイントや実務上の注意点も整理。 自マンションの現状把握と今後の対策検討に役立つ内容となっています。
大阪府|管理計画認定マンション数ランキング(自治体別)
※2026年4月時点/マンション管理センターHPより作成
順位 自治体名 認定件数 コメント
1位 大阪市 110件 府内最多。 制度周知と対象母数の多さが背景
2位 吹田市 42件 先進的な取り組みで認定が進む北摂エリアの中心
3位 豊中市 27件 大規模マンションが多く今後も伸びが期待される
4位 茨木市 17件 管理意識の高いマンションが多く安定的に増加
5位 堺市 15件 政令市ながら伸びはやや緩やか
6位 東大阪市 13件
7位 池田市 12件
8位 箕面市 8件
9位 高槻市 6件
その他市町村 39件 制度認知・体制整備が課題
合計 289件
1.大阪府の認定マンション総数
マンション管理センターHPによると、大阪府における管理計画認定マンションは
合計:約289件(2026年4月時点)
となっており、全国的にも比較的多い水準にあります。
制度開始(2022年)以降、特に2024年以降に急増している点が特徴です。
2.自治体別の認定状況
① 吹田市が突出(北摂エリアの中心)
最も特徴的なのが吹田市の認定件数の多さです。
千里ニュータウン・北摂エリアを中心に集中
大規模団地・計画的開発マンションが多い
長期修繕計画・管理体制が整っている
→ 大阪府内で「認定先進エリア」といえる状況です。
② 大阪市は件数は多いが“分散型”
大阪市は
中央区・北区・西区・城東区など広範囲に分布
タワーマンション・大規模物件が目立つ
例:
ザ・パークハウス中之島タワー(895戸)
梅田ガーデン(590戸)
一方で、
母数が多いため認定率は相対的に分散
という特徴があります。
③ 北摂・周辺都市が強い
吹田市以外でも、
茨木市
豊中市
高槻市
箕面市
などで認定が進んでいます。
共通点:
比較的新しい住宅地
管理意識の高い居住者層
修繕積立金水準が高い
④ 郊外・南大阪エリアは伸び悩み
一方で以下のエリアは件数が限定的です。
八尾市
東大阪市
岸和田市
泉州地域
背景としては、
築古マンション比率が高い
管理組合の担い手不足
3.認定マンションの特徴
① 築年数は「二極化」
認定マンションは大きく2つに分かれます。
築20年以内の新しいマンション
築30~40年の管理優良団地
→ 「新しいから有利」ではなく
適切な管理が継続されているかが本質
② 大規模マンションが優勢
例:
300戸超~900戸規模の大規模物件多数
団地型(複数棟)も多い
理由:
管理体制が組織化されている
修繕積立金が安定しやすい
4.認定時期の推移
データを見ると、
2022~2023年:認定数は限定的
2024年:本格的に増加
2025~2026年:急増フェーズ
となっています。
これは、
制度の認知拡大
管理会社・コンサルの支援体制整備
が進んだ結果と考えられます。
5.今後の見通し
大阪府の傾向から、今後は以下が予想されます。
① 認定の“標準化”
認定取得が「優良マンションの条件」として一般化
② 未認定マンションとの格差拡大
売却価格
資産評価
金融機関評価
に影響
③ 築古マンションの対応が鍵
今後の焦点は、
修繕積立金不足
長期修繕計画未整備
を抱えるマンションの対応になります。
6.まとめ
大阪府の管理計画認定制度は、
北摂エリアを中心に急速に普及
大規模・管理良好マンションが先行
地域格差が顕在化
という段階にあります。
今後は、
「認定を取るかどうか」ではなく 「いつまでに取るか」
が重要な判断軸となるでしょう。
▼ 大阪府 管理計画認定マンション 1
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